「右分け」「左分け」「ぱっつん」「おでこ出し」……"前髪で恋愛傾向がわかる!"と言われて信じられますか? 髪型を決めるのには「似合うかどうか」「自分で短所だと思っている部分をカバーしたい」など、人それぞれ理由はあるのですが、前髪にはその人の深層心理が表れるので、どんな恋愛をしているかがわかってしまうのです。
■「左分け」
一般的に女性は顔の左側に優しさが表れます。顔を真ん中から隠して左右半分ずつを見比べると、左側(向かって右)のほうが優しい表情をしています。左分けにして、顔の左側を多く見せるのは、協調的な意識の表れです。女子間においてもなるべく平和に穏便に済ませたい人。争いごとや職場の空気が乱れるのを嫌うタイプ。
恋愛においても「彼は私のことをどう思ってるの?」と相手の気持ちばかり考えてしまってなかなか行動に移せません。しかし、恋に臆病なわけではなく、慎重に少しずつ着実に相手との距離を縮める長期戦が得意な女性です。
■「右分け」
いっぽう、顔の右側(向かって左)は強さが表れます。積極的で我が強いタイプの女性は、右側がよく見える右分けを好みます。仕事においても自分がリードして進めたいタイプ。
恋愛においても攻撃的で、好きになった男性にはどんどん自分からアプローチします。自分に対する自信もあるからこそできる行動ですが、男性からは"ジコチューな女"と映ることが多いです。短期決戦型で、ダメならまた次の獲物(男性)を探す切り替えが早い女性です。
■「ぱっつん」
目の真上まで前髪を下ろしてパッツンと一直線にしているのは、目を強調したかったり小顔に見せたかったりする心理の表れです。この髪型にしていると、パーツの位置が下側になって子供っぽいキュートな印象になります。「個性的でかわいい女性」と思われたい反面、額や眉を見せずに顔をたくさん隠しているのは、外界をシャットダウンしたい心理でもあり、恋愛に限らず人間関係が煩わしいという状態です。好きな男性が表れても素直になれない複雑な女性です。
また、パッツンが伸びて目まで隠れている場合は、自分に自信がなく、常に不安を抱えている女性です。心を閉じてしまっていて、恋愛どころではありません。まずは、前髪を切って視界を明るくすることをお勧めします。
■「おでこ出し」
自分の心をオープンにしたいという心理の表れです。とても社交性があるので好印象を与えるのですが、相手にも社交性を求める傾向があり、ウザイと思われることも……。言いたいことを何でも言い合えるストレートなコミュニケーションを望んでいる女性です。
そのため、合うor合わない男性がハッキリしています。わかりやすいタイプではあるのですが「言われた相手がどう思うか?」相手の気持ちになって言葉を選ぶ習慣を身につけたほうがいいでしょう。
■「触覚」
AKBに多い前髪の両サイドを垂らして頬を隠す髪型です。これも「ぱっつん」と同じく、「小顔に見せたい、かわいく見せたい」心理の表れですが、「個性的に見られたい」のとは逆で、没個性の無難志向。「芸能人と同じ」髪型にすることで安心を得たい女性です。恋愛は受け身のタイプで、好みのタイプでなくても告白されたら付き合う傾向が強いです。
<著者プロフィール>
池袋 絵意知(いけぶくろ・えいち)
観相家、顔研究家、顔面評論家。出版社と人材総合サービスで営業を経験した後、顔研究の道に。古来からの観相学だけでなく、自然人類学や心理学の研究を取り入れるなど多角的な方面から顔を研究し、独自の顔面観相術「ふくろう流観相学」を確立する。著書に『顔面仕事術』『最強モテ顔講座』など。 顔相鑑定士&顔研究家&顔面評論家:池袋絵意知 公式ブログ
http://blog.ikebukuroh.com/
※写真と本文は関係ありません