大阪府大阪市の市営地下鉄・バスなど全車両に「ベビーカーマーク」順次導入

大阪市交通局はこのほど、市営地下鉄・ニュートラム・バスの車両に、「ベビーカーマーク」を順次表示すると発表した。

ベビーカーマークは、「ベビーカー使用者が安心して利用できる場所や設備」を明示するため、国土交通省が定めたもの。同局は従来から、ベビーカーを折りたたまずに各車両に乗車できるよう取り組んでおり、このマークを掲示することにしたという。

ベビーカーマークを掲出するのは、市営地下鉄・ニュートラム・バスの各車両の車いすスペース部。ニュートラムとバスは車内の該当箇所に掲出するが、地下鉄は該当箇所の車外にもそれとわかるように貼り付ける。6月18日から先行して市営地下鉄御堂筋線車両に順次掲出。他の路線についても7月1日から順次導入し、7月中には全列車への掲出を完了する予定。バスには8月から順次表示していく予定だという。