アクサ ジャパン ホールディングは10日、子会社であるアクサ生命保険との間で、企業構成を簡素化し、経営の意思決定の迅速化や経営資源の最適化、事業管理の効率化を図ることを目的として、10月1日付で合併することを取締役会において決定したと発表した。

なお、同合併は、株主総会での決議および関係当局の認可を前提としている。

合併後の新会社は、アクサ生命保険の商号と業務を承継し、現在のアクサ ジャパン ホールディングの子会社であるアクサ損害保険、アクサダイレクト生命保険を100%子会社とする予定だという。なお、この合併に際して、保険会社3社の保険契約に一切の変更はないとしている。

新会社は合併によって創出される経営資源を、顧客に提供する商品やサービスの拡充に結びつけ、グループ企業であるアクサ損害保険、アクサダイレクト生命との連携をさらに強化し、顧客に「選ばれる保険会社」となることを目指していくとしている。