猫の保護活動を行う東京キャットガーディアンは、6月28日に猫の殺処分問題について考えるツアー「保護猫カフェツアー」を開催する。

シェルターの猫たちと触れ合うことも

ライブあり、フィールドワークありの盛りだくさんツアー

同イベントは、東京都・大塚の保護猫カフェ形式のシェルターで、猫を取り巻く現状、殺処分の状況、動物を飼う責任や動物愛護について実践的に学ぶツアー。シェルターでは実際に猫と触れ合えるほか、ディスカッションなども行う。また、シェルターの外に出て、地域猫について学べるフィールドワークも行う。

ツアーは、大塚シェルターで、同団体の代表山本さんが、猫を取り巻く現状や団体の活動を説明するところから始まる。その後、5階の中2階に移動し、「殺処分を減らすための方法」についてディスカッションを行う。意見の統一ではなく、多くのアイディアを出してもらう事に重点を置き、討議は進行。出された提案に対しての、同団体の見解も聞くことができる。

続いて、都電荒川線を利用し、甘泉園公園付近に移動。講師に「西早稲田地域猫の会」のヴァンデルタング・エリコさんを迎え、地域猫のフィールドワークを実施する。人と動物の共生のための「そとねこの捕獲(不妊去勢手術)」の現場を解説付きで見学する。

大塚シェルターに戻ったあとは、1階で保護活動に必要な作業の「お手伝い」タイム。その後、猫の歌を作って活動しているしゅがーれいんさんによるミニライブ&トークを実施する。同団体の代表の山本さんが、イベントを締めくくるトークを行ったあと、ツアーは終了する。

終了は17時だが、希望者は20時までシェルターで猫たちと触れ合ったり、猫の図書館の蔵書を読んで過ごすこともできる。

開催日時は、6月28日の13:00~17:00(雨天決行)。参加費は3,980円。交通費も別途必要(340円)。詳細は、東京キャットガーディアンシェルター日記でも案内している。