中央住宅はこのほど、埼玉県春日部市に「花と果樹の街-春日部緑町-」(総戸数10戸)をグランドオープンした。
ヨーロッパのような街並み
同住宅は「自然と共に絆を育てる花と果樹のある暮らし」をコンセプトに、春日部の郊外につくられた10邸だけのコミュニティ。「クルドサック(袋小路)」を中心としたヨーロッパのような街並みは、通常の分譲住宅にはない区画デザインが特徴。
大通りから一歩奥まり、穏やかな住宅街が広がる春日部緑町1丁目エリアに立地。街区南側からの陽光を誘い、包み込むように、6m幅のゆとりある道路を配置した。通りぬけのない「クルドサック」とすることで、コミュニケーションスペースを演出する。
街づくりにあたっては、「暮らしに自然を取り入れて、家族らしさを楽しむ住まい」であることを目指し、「花と果樹のあるこの街での暮らしを楽しみたい」という思いが込められているという。
リビングの延長として、使いやすいテラスを庭に配置。収穫した果実やガーデニングの道具を置いたり、木々を眺めながら隣人と語り合ったりするなど、住まいの内と外をつなぐ空間を実現した。また、ガーデニングに不慣れな人でも、庭づくりを始めやすいよう、四季折々のワークショップを開催。住人が、自ら植物を育て景観を育てる楽しみを味わえるようにサポートする。
「Cafe style」と「Atelier」の2つのインテリアを採用
また、街に広がる自然の心地よさを室内でも感じるため、住まいの中にもナチュラルな素材感を大切にした、「Cafe style」と「Atelier」の2つのニュアンスのインテリアを採用。
「Cafe style 語らいのリビング」は、モザイクタイルとカフェカウンターのあるリビング。シャビーウッド材を採用し、対面キッチンから見渡せるカフェカウンター越しに家族や友人と話ながら料理ができるようになっている。「語らい」を大切にした設計とした。
「Atelier 創造のリビング」は、リビングと続きにある、家族みんなのアトリエスペースをイメージ。ラフな質感を表現したラスティックパネルの壁が、住まう人の感性を心地よく刺激する仕上がりとなっている。
総戸数は、10戸。販売価格帯は、2,780万円~3,380万円。近隣には、モデルハウスも用意している。