成城大学はこのほど、2015年度入試より、"受験生に便利な入試"を目指し新方式を導入することを発表した。
受験生の負担を軽減
新方式では、受験機会を増やすことを目的に、一般入試において、既存の「成城大学独自入試(A方式)」、「大学入試センター試験利用型(B方式)」に加え、「全学部統一入試(名称:S方式)」を実施する。同方式では、"同大学を受けたい"というさまざまな受験生のニーズに応えるため、全問マークシート方式を採用する。
S方式では、同大学のほかに、横浜、柏、さいたま、長野に受験会場を設ける。また、試験開始時刻を13時とすることで、遠方からの受験生の負担の軽減を図る。長野は、同県が同学園創設者澤柳政太郎の出生地であり、教育研究に関する連携協定を締結したことを踏まえ、重点地域として受験会場を設けた。
全ての一般入試、および、志望理由書や面接などで出願者の人物像を重視する「AO入試」において、WEB出願を導入する。入試の日程は、2015年2月2日13時から。試験科目は、英語(80分)と国語(70分)。併願は、11からなるすべての学科、およびA方式、B方式に出願が可能となる。