漫画の中でもスポーツを題材とした作品は多く、スポーツ漫画がきっかけとなって競技を始めたという人も多いのではないだろうか。世代によって好きなスポーツマンガは異なるだろうが、最も多くの支持を集めるであろうスポーツ漫画といえば、どの作品を思い浮かべるだろうか。マイナビニュース会員733名に「一番好きなスポーツ漫画はどれですか」というアンケートを実施し、あわせて漫画の中で印象に残っているシーンも答えてもらったので紹介しよう。
一番好きなスポーツ漫画はどれですか。
1位 SLAM DUNK 31.8%
2位 タッチ 14.7%
3位 テニスの王子様 4.8%
4位 はじめの一歩 3.4%
5位 キャプテン翼 3.0%
回答した漫画の中で印象に残っているシーンを教えてください。
■SLAM DUNK
・「安西(光義)先生が『あきらめたらそこで試合終了ですよ』と言うところ。あきらめずにがんばろうという気持ちになる」(27歳女性/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)
・「(三井寿から)『安西先生、バスケがしたいです』のセリフが出た場面。気持ちが入っていて好きです」(27歳女性/自動車関連/事務系専門職)
・「最後の最後に桜木花道と流川楓がタッチしたシーン」(32歳男性/情報・IT/技術職)
■タッチ
・「かっちゃん(上杉和也)が死んだ時、(ヒロインの浅倉)南の泣き声が電車にかき消されているシーン」(31歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「タッちゃん(上杉達也)vs.新田(明男)君の局面で、最後三振に切ってとるシーンは格好良かった」(42歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「最後に(上杉)達也が(浅倉)南に告白するシーン」(27歳男性/小売店/販売職・サービス系)
■テニスの王子様
・「試合中にボールの勢いだけで選手がコート外に吹っ飛んでいったシーン」(24歳男性/情報・IT/技術職)
・「手塚(国光)が(主人公の)越前(リョーマ)に対して『青学の柱になれ』と言っているところ」(27歳男性/自動車関連/事務系専門職)
・「(越前リョーマが)ラケットを利き腕に持ち替えるシーン」(22歳女性/その他/その他)
■はじめの一歩
・「千堂武士との2回のどつきあいはどっちも圧巻だった」(34歳男性/その他/その他)
・「タイトルマッチ、スタートから(主人公の必殺技の)デンプシーロールでダウンをとるシーン」(31歳男性/マスコミ・広告/事務系専門職)
・「千堂(武士)との新人王をかけた一戦」(35歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
■キャプテン翼
・「(大空)翼が最初の試合で、自分のチームより格上のチームに勝ったとき」(33歳男性/情報・IT/経営・コンサルタント系)
・「(大空翼が)『ボールはともだちこわくないよ』と言ったシーン」(24歳男性/機械・精密機器/技術職))
・「(大空翼と)岬(太郎)君とのツインシュート」(31歳男性/農林・水産/販売職・サービス系)
■総評
1位は3割を超える票を集めた「SLAM DUNK」。赤髪の不良高校生・桜木花道が主人公のバスケットボール漫画だ。安西光義先生の「あきらめたらそこで試合終了ですよ」などの名言や、三井寿が「安西先生、バスケがしたいです」と言っているシーン、そして山王戦で桜木花道と流川楓がタッチしているシーンに関するコメントが目立っていた。野球を題材した2位の「タッチ」では、主人公・上杉達也の弟である和也が他界してしまうシーンや、達也が幼なじみの浅倉南に告白したシーンを選んだ人が多い。
3位のテニス漫画「テニスの王子様」には「キャラクターそれぞれの必殺ショット」や「ありえないプレーの連続にくぎ付けになった」などのコメントが寄せられた。ボクシングをテーマにした4位の「はじめの一歩」では、主人公・幕之内一歩とそのライバル・千堂武士との試合や幕の内の必殺技・デンプシーロールに関するコメントが、5位のサッカー漫画「キャプテン翼」では「ボールはともだちこわくないよ」とのセリフやさまざまなシュートシーンに関するコメントが多かった。上位に入った作品はいずれもアニメ化されている人気作であり、寄せられたコメントを見て該当するシーンが目に浮かんだ人も多いのではないだろうか。
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調査時期: 1月10日~1月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性343名 女性390名 合計733名
調査方法: インターネットログイン式アンケート