高齢化による需要を見越した、高齢者向け賃貸住宅発売 - 大和ハウス

大和ハウスはこのほど、高齢者向け賃貸住宅・施設対応の工業化住宅商品「セジュールウィット - ロペール」「セジュールオッツ - ロペール」を発売した。

高齢化社会での需要を予測

住宅総合メーカーの同社は、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)や、グループホームなどの医療･介護施設建設を行ってきた。

このたび発売された同商品は、高齢者人口の増加に伴う需要増加を見越したもの。同社の賃貸住宅分野で培われた住居快適性を生かし、工場で生産することで、コストカットと商品品質の安定も実現したという。

また同商品は、住居者の満足度と土地所有者の資産価値を高めるため、デザイン性の高い外観を採用。更に車寄せを用意し、来訪者の利便性向上も考慮したとのこと。

同社の「サ高住」物件入居者は、75%が女性。そこで同商品では「SSW(シニア・セーフティー・ウーマン)」仕様を採用。高所への荷物の積み上げを無くし、転倒事故を防止する室内収納や、室内環境にいろどりを添えるアクセントクロス・ニッチを設けるなど、シニア女性が気持ちよく過ごせる暮らしを提案している。

発売価格は59万円/坪～(自動火災報知機、スプリンクラー、エアコンを含む)。北海道･沖縄を除く全国で発売されるとのこと。