JAFは11日、車の運転中に出会うさまざまな交通場面の危険を予測することができる動画『「実写版」危険予知トレーニング』をホームページとYouTube内公式アカウントにて公開した。

危険予知トレーニングとは、交通安全教育において事故防止効果のある手法とされていて、道路交通に潜む危険を事前に予測し、適切に対応することにより交通事故を未然に防止しようとするもの。このトレーニングにより、「安全」に危険な場面を覚えることで、予測する能力を身につけることができるという。

同動画は、(1)映像を見ながら次に何が起こるか考える、(2)潜んでいた危険を見る、(3)ヒント・ポイントの解説、(4)別の視点からも見る、の4シーンから構成されており、リアルな交通状況を体験することでさまざまな場面を覚えてもらえる内容としている。

このたび公開したのは、「住宅街編」「夜間編」「雨天編」「自転車編」の4場面で、自動車ドライバーだけではなく、幅広い道路利用者に役立ててもらえるよう、自転車や歩行者の立場に立った内容も盛り込んでいるという。

今後も続々と新たな場面を追加し、コンテンツの充実を図っていくとしている。