「おじさんになった」と感じるとき -「おなかが出た」「朝まで飲めない」

最近、ぜんぜん徹夜できなくなった。20代の頃は2日完徹なんてザラだったのに、今は最低5時間は寝ないと次の日がツラい。オレも年取ったなあ……。今回はマイナビニュース会員のうち男性200名に、男性に対して「オジさんになったな」と思う瞬間はどんなときか聞いてみた。

Q.男性に対して「年とったなあ」「おじさんになったなあ」と思ったことはありますか?

はい 78.5%
いいえ 21.5%

Q.それはどうしてですか? どのようなところから「年をとった」と思いましたか?

■外見で一目瞭然
・「おなかが出てくるとそう思いますね、いわゆるビールばら」(29歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「中年太り」(42歳男性/その他/販売職・サービス系)
・「シワや白髪がひどくなってきた」(33歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「髪が薄くなった」(35歳男性/その他/その他)

■顔の変化
・「顔が老けてきた」(33歳男性/商社・卸/営業職)
・「顔にたるみが出てきたとき」(37歳男性/情報・IT/技術職)
・「顔の肉が落ちてるのを見たとき」(39歳男性/その他/販売職・サービス系)
・「鏡に映った自分の顔」(43歳男性/食品・飲料/クリエイティブ職)
・「何もしていない時の、ふっと気を抜いた瞬間の顔が、おじさんに見えるとき」(30歳男性/団体・公益法人・官公庁/専門職)

■体力が低下
・「走るとすぐに息が切れる」(26歳男性/情報・IT/技術職)
・「歩く速度が遅くなる」(53歳男性/電機/技術職)
・「運動できなくなった」(31歳男性/不動産/事務系専門職)
・「階段の登り降りが大変」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「学生時代は何でもない時間帯に皆、疲れて静かになった時」(34歳男性/情報・IT/技術職)

■とにかく疲れる
・「体が硬くなり日々疲れやすくなってきた」(40歳男性/その他/その他)
・「疲れがとれなくなった」(30歳男性/自動車関連/技術職)
・「朝まで飲めなくなったとき」(28歳男性/商社・卸/事務系専門職)
・「すぐ帰りたがる」(47歳男性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「座るときによっこいしょと言っていたとき……昔はそんなこと言わなかったから」(26歳男性/情報・IT/技術職)

■身体の不調
・「加齢臭」(27歳男性/金融・証券/営業職)
・「腰が痛くなりやすくなった」(27歳男性/医療・福祉/事務系専門職)
・「傷の治りが遅くなった」(27歳男性/小売店/販売職・サービス系)
・「自分の事しか思いませんが、ある日スマホを見ていて、老眼に気づいたとき……」(45歳男性/その他/クリエイティブ職)

■食べ物の嗜好も変わった
・「食べる量が減ったこと」(30歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「酒の量が減ってる」(35歳男性/機械・精密機器/事務系専門職)
・「友達が酒をすぐ飲みたがるようになった」(30歳男性/食品・飲料/技術職)
・「すぐ酔っぱらう、肉類を食べなくなった」(30歳男性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「食べる量は増えていないのに、体重が増えた」(33歳男性/情報・IT/技術職)

■性格も丸くなり
・「何となく性格が丸くなったと感じた時」(34歳男性/その他/その他)
・「かわいい女の子をみても『別に』と気にならなくなった」(39歳男性/情報・IT/技術職)
・「保守的になり、勢いがなくなった気がするから」(29歳男性/建設・土木/技術職)
・「家庭を持って所帯染みてきたところから」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「『最近の若者は』が口癖になっている」(42歳男性/機械・精密機器/技術職)

■こんな老化も……
・「体重が減りにくい」(33歳男性/金融・証券/事務系専門職)
・「早起きになった」(31歳男性/農林・水産/販売職・サービス系)
・「独り言が多くなった、けがしがちになった」(30歳男性/商社・卸/営業職)
・「一度説明したことを案外すぐに忘れてしまっている」(38歳男性/アパレル・繊維/営業職)

■総評
男性が同性に対して「年とったなあ」と感じたことがある割合は78.5%。自分自身の老いを痛感している、という様子の回答も目立った。

最も多かったのは、やはり分かりやすい見た目に関する指摘だった。「おなかが出てきた」「シワや白髪が目立ってきた」「ヒゲが濃くなった」「髪が薄くなってきた」なんて兆候を発見すると、老けたな……と感じるようだ。顔も、皮膚がたるんで肉が下がるのは加齢とともに仕方ないことだろうが、鏡でふと自分の顔を見た時に愕然とした、というコメントも寄せられた。だんだん自分の父親に似てくる、なんてのもよく聞く話だ。

本当に心底実感している! という様子なのは「体力の衰え」を訴える意見。「ちょっと運動すると息切れする」「疲れやすい」「すぐに疲れがとれない」と、老いをボヤいている雰囲気すら漂っていた。特に、階段の上り下りで気づくことが多いよう。傷の治りが遅くなったり、腰痛を患ったり、体力の衰えは嫌が上でも老いを感じさせるようだ。ただ、体力は落ちても「精力は落ちてません(笑)」という50代男性からの"まだまだ現役"宣言も……。

食事の量や酒量が減る、飲んでもすぐに酔ってしまう、肉類が食べられなくなる、という兆候も、枯れてきた雰囲気が漂う。性格も温和になり、「丸くなった」「保守的になった」「かわいい女の子にも反応しなくなる」というのも、オジさん化している証拠のようだ。その他にも、老眼、物忘れ、独り言、早起きなどなど、細かな老化のサインがたくさん寄せられた。

年をとるのはみんな一緒。せっかくなら、人生経験を積んだ"すてきなオジさま"目指して、老化も楽しんでみてほしい。

(文・アリウープ 中嶋絵里)

調査時期: 2014年4月1日～2014年4月6日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません