トリドールは3日(米国時間)、新たに開発した日本食のファストフード業態「Tokyo Bento(東京弁当)」の第1号店を米国・ロサンゼルスにオープンした。これにより、本格的に米国本土における外食ビジネスを展開していくという。

「Tokyo Bento」外観(参考画像)

「Tokyo Bento」は、日本食にルーツを持ちながら、米国本土でもローカル食として広く普及している「Teriyaki Chicken(テリヤキチキン弁当)」(6ドル)をメインメニューとして展開。塩麹を利用したテリヤキチキンを選択可能なソースと合わせ、ライス、Bao(中華の包)、サラダなどと一緒に弁当として食べるスタイルを提案する。また、クイックサービスレストランによる提供なども行う。

主なメニューは、弁当がベース4種類(白米、玄米、Bao、サラダ)×プロテイン4種類(テリヤキチキン、ホワイトミート、ポータベロマッシュルーム、バーベキューリブロース)、ソースが7種類(ペルーサルサなど)、副菜が6種類(ガーリック枝豆など)、ドリンクが11~14種類。なお、店舗によりソースと副菜の数、ドリンクの種類は異なる。

運営は、同社のグループ企業「Dream Dining Corporation(ドリームダイニングコーポレーション)」が行う。今後は、米国全土を視野に、FC含め3年後に100店舗、5年後に300店舗を目標に出店を計画している。