名古屋鉄道はこのほど、創業120周年に合わせて6月1日から制服を一新すると発表した。同社の前身である愛知馬車鉄道は1894(明治27)年6月25日に創業。今年6月で120周年を迎える。これを記念し、4月1日からは120周年記念ポスターの掲出も始まった。

接客服(左から役職者・男性・女性)と作業服(いずれも冬服)

接客服夏服(男性・女性)

「名鉄創業120周年記念ポスター」

制服更新の対象は、駅係員・乗務員が着用する「接客服」と、施設係員が着用する「作業服」。合計で約3,900名の制服が一新されるという。どちらもダークネイビーを基調としたデザインとなる。

「接客服」はコーポレートカラーのグリーンとブルーを織り込んだオリジナルストライプを入れ、制帽にも同色を使用。男性用ネクタイには社名ロゴを入れ、名鉄らしさを演出した。「作業服」では、肩に視認性の高いレッドオレンジを使用。いずれもストレッチ素材と運動機能性の高い形状を使用し、ウォームビズ・クールビズにも対応するという。

「120周年記念ポスター」は、今年1月に制定された「名鉄創業120周年記念ロゴマーク」に2000系(ミュースカイ)を配したデザイン。「これまで走り続けてきた120年と、これからも未来に向かって走り続ける姿」(名古屋鉄道)を表した。ポスターは名鉄の主要駅と車内に掲出される。9月頃には第2弾ポスターが登場する予定。