東洋ゴム工業の米国タイヤ販売子会社「Nitto Tire U.S.A.」は、4月4日に開幕する2014年度米国ドリフトシリーズ「フォーミュラ・ドリフト」に、「Team NITTO」として参戦すると発表した。第1戦はカリフォルニア州で開催され、その後6戦が全米各地で行われる。

D1グランプリの米国版「フォーミュラ・ドリフト」

2004年に米国で誕生した「フォーミュラ・ドリフト」は、市販車をベースにチューニングしたマシンで競うドリフト競技。日本の「D1グランプリ」をルーツとしながら、米国ならではの独自のコース設定(オーバルトラックや市街地)が特徴で、コアなファンはもちろん、一般的なモータースポーツファンまで幅広い層に人気がある。米国以外でも、「Formula DRIFT ASIA」としてアジアで拡大展開されるなど、人気が広がっている。今年は日本でもフォーミュラ・ドリフト・エキシビジョンマッチが開催される予定だ。

「Team NITTO」は2014年度シリーズで、ヴァン・ギットン・ジュニア選手ほか4選手をサポートし、シリーズ・チャンピオンに挑戦する。全選手のマシンには「NITTO NT05」が装着される。なお、「Team NITTO」の戦いぶりについては、モータースポーツスペシャルサイトにてライブで動画配信されるとのこと。各レースの模様や結果に関しては、「Nitto Tire U.S.A.」のウェブサイト、Facebook、TwitterおよびNITTOが運営する自動車専門ブログ「DrivingLine.com」にも掲載される。