東葉高速鉄道は3月15日にダイヤ改正を実施する。平日夕方ラッシュ時間帯に下り4本運転される「東葉快速」が、すべて東葉高速線内各駅に停車するタイプ(東京メトロ東西線内は快速)に種別変更される。
東葉高速線は千葉県内の西船橋~東葉勝田台間を結ぶ路線で、東京メトロ東西線と相互直通運転を行う。現在、平日18~19時台に西船橋駅を発車する東葉勝田台行の電車のうち、4本が「東葉快速」として運転され、途中の北習志野駅・八千代緑が丘駅に停車している。
「東葉快速」の種別変更について同社は、「通過する駅(東海神駅・飯山満駅・船橋日大前駅・八千代中央駅・村上駅)をご利用のお客さまの割合が年々増加しているためです」と理由を説明。東葉高速線内各駅に停車することで、それまでの通過駅では利便性が向上するが、「東葉快速列車の停車駅をご利用のお客さまには、所要時間が若干増えることとなります」とのこと。西船橋~東葉勝田台間の所要時間は、「東葉快速」の約18分に対し、種別変更後は約22分となる。
あわせて東葉高速線では、平日夕方の時間帯を中心に運転間隔の平準化を図るべく、一部電車の発車時刻の変更も行う。なお、「土曜日・休日ダイヤに関しては、変更ございません」とのこと。