「新卒の採用面接の際、採用のポイントとして見た目(身だしなみ)は気になりますか」 |
ビジネスパーソンのためのファッションブランド「THE SUIT COMPANY」は、新卒者の採用面接を行う経営者、役員、会社員、公務員206名を対象に行った「新卒者の面接時における身だしなみに関する調査」の結果を発表した。調査期間は12月9日~10日。
採用担当者の9割以上は"見た目"を採用のポイントに
採用のポイントとして見た目が気になるかを聞いたところ、「気になる」(65.0%)、「やや気になる」(31.6%)と回答した人の合計が9割以上(96.6%)にのぼり、「見た目」の重要さが浮き彫りになった。
どんな見た目だとマイナスになるかについては、「金髪・茶髪」(76.4%)、「派手なアクセサリー」(71.4%)をあげる人が多かった。さらには「スーツのシワ・汚れ」(62.3%)、「臭い(体臭)」(61.8%)と続いた。
採用担当者の目線は足元に注がれている
見た目のプラスポイントとしては、「体型に合ったスーツの着こなし」(66.8%)が第1位になった。そして、第2位に「靴がピカピカ」(47.7%)、第3位が「ズボンの折り目」(41.7%)となり、採用担当者の目線は、足元に注がれていることが判明した。
就職活動を「漢字」一文字で表すと…
採用担当者に「今年の就職活動を漢字一文字で表すと何だと思いますか?」という質問をした所、「就職難」「人材難」…などいろいろな意味があると思われる「難」という漢字が1位になった。
就職氷河期ムードが漂っているが、2位には1位の「難」と真逆とも思える「楽」という漢字がランクイン。同社は、「就職活動自体は「難」であっても、「楽」しく乗り切ろうというポジティブな意見も多い」と推察している。
第3位には「忍」というまさに「耐え忍ぶ」という意見。その他には、「苦」「厳」「耐」など、ツライイメージが浮かぶ漢字もあれば、「明」「良」「希」というにポジティブなイメージを持てる漢字も見られた。