世間には、見た目が美形ではなく、スタイルが抜群ではなくてもモテる女性は存在します。この場合の「モテる」の定義は、男性から性の対象『だけ』として見られるのではなく、「交際したい」と思われる「モテ」です。今回は、こういった女性たちに共通する中身=性格や振る舞いについて触れていきます。
■行儀が良く軽いオンナではない=上品である
行儀の良し悪しは、動作の至るところに表れます。食事マナーで行儀が悪いと言えば、きちんと箸が持てない、口の中に食べ物が入った状態で平気でしゃべる、大皿料理に直箸を突っ込む、お会計時になるとトイレに行って素知らぬ顔をするなどが挙げられます。その他、電車の中でスカートなのに脚を閉じない、優先席で席を譲らないetc.生活のあらゆる場面で見て取れるものなのです。
軽いオンナか否かも同様です。それほど親しくない男性へのスキンシップが多すぎる、露出が激しすぎる洋服ばかりを好む等は、男性が軽いオンナだという印象を持つ代表例。
なぜこの真逆の女性、行儀が良く軽いオンナではない=上品な女性がモテるかと言うと、男性側の「本当はどうなのか、もっと深く知りたい」という欲求をソソることができるからです。この欲求を強く持ってもらうためには、見た目はそれほど関係ありません。というのも、こういった上品な女性たちは、男性の目を惹くよう、見た目も下品ではないことが常なのです。
ただし、この条件は付け焼き刃では通用しません。以前、あらゆる面で上品だと評判の女性が飲食店で、かわいい箸置きや小皿をカバンに隠して持ち帰ろうとしました。これを見ていた男性は開いた口がふさがらず、何も言えなかったためわたしがたしなめましたが、下品さは、こんなちょっとした動作で赤裸々になってしまうものだと心得ておきましょう。
■目当ての人の前では態度が変わる
いわゆる"ぶりっ子"です。男性はぶりっ子だとわかっていても、自分『だけ』にぶりっ子をしてくれる人に好印象を持ちます。男性に取材をした際、「わかっているけどかわいいと思ってしまう」と、多くの男性が答えていました。
ただし、女性からは酷評されるのがぶりっ子の定番。私事で恐縮ですが、筆者は独身時代に合コンへ参加する時の友人との合言葉は、「狙った男性の前ではぶりっ子すべし!」でした。友人全員がさばけた性格のため実現できたのだと思います。
■同性とつるみすぎない
いつも同性と一緒では、男性が声をかける隙がありません。同性とつるみすぎない女性は男性が声をかけやすいだけではなく、「口が固そう」という印象も与えられるため、男性が心を開くきっかけ作りにも一役買ってくれるのです。
今回は【中身編】を紹介しましたが、【見た目編】も合わせて読むと、美人じゃなくてもモテる女性のイメージがつかみやすくなると思います。参考にしてみてくださいね。
著者プロフィール
内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。1200人以上の人物取材の経験で磨かれた鋭い洞察力が武器。事務、販売、接客など数多くの職業を経験後、2004年にフリーライターとして活動開始。多種多様な依頼をこなすうちに人物取材を得意とするようになり、男性誌で約3年以上、恋愛やセックス特集を担当。ライター活動中に取得した心理カウンセラーになるために学ぶ必須項目の心理学と取材データを元に、処女作の「恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80」(講談社)を上梓。心理カウンセラーとしても活動中。「恋愛コラムニスト内埜さくらのブログ」も更新中。