韓国食材の購入状況

コリアンフードマーケティング「K×K-Biz」は韓国農水産食品流通公社 東京aTセンター監修の元、日本の20代~50代の女性778人を対象に「韓国食材・食品に関する実態調査」を7月5日~8日の期間、実施した。

家庭での韓国料理、4人に1人が1カ月に1回

まず、韓国食品の購入状況について尋ねたところ、77.1%がキムチを日常的に購入している(「よく購入している」「たまに購入している」)と回答した。一時期ブームとなったマッコリとスンドゥブチゲは、未購入者が8割前後と多くを占めた。

次に、韓国料理を食べる頻度についての調査では、全体の25.1%が1カ月に1回程度食べていると回答。年代・未既婚別では、「家庭で韓国料理を食べていない」と回答する率が低いのは、30代既婚(24.8%)、50代既婚(27.8%)の主婦層で、50代既婚では「1カ月に2、3回以上」が14.8%と回答するなど、他よりも韓国料理を家庭で食べる割合が多かった。

韓国料理を食べる頻度

1年以内に作った韓国料理は「キムチ鍋」

過去1年以内に作った韓国料理について尋ねたところ、1位は「キムチ鍋」(47.8%)だった。2位は「豚キムチ」(35.1%)、3位は「チヂミ」(33.8%)、4位は「スンドゥブチゲ」(24.6%)となっている。

未既婚別年代別で見ると、30代既婚層は「豚キムチ」「チヂミ」、50代既婚層は「キムチ鍋」「ビビンバ」「チャプチェ」の調理割合が他の層に比べ高かった。「サムギョプサル」の調理割合は、20代既婚が13.9%と他の層に比べ高い。また、50代既婚では「キムチや韓国のりなどの韓国食材を料理に使った」と回答する割合が3割強となった。