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「了解しました」という言葉は比較的使いやすいために、ビジネスシーンでの会話やメールでも度々用いられています。しかし間違った使い方をしているケースも多く、場合によっては相手を不快にさせてしまっている可能性も。そこで今回はマイナビニュース会員を対象にアンケートを実施し、「了解しました」という言葉をどうやって使っているのかを調査してみました。
Q.「了解しました」という言葉を使っていますか?
よく使っている 21.6%
使っている 25.8%
あまり使っていない 35.4%
使っていない 17.2%
■使っている人の意見
よく使っている
・「便利なので、返事の言葉として頻繁に使う」(33歳男性/学校・教育関連/販売職・サービス系)
・「上司や同僚に何かを頼まれて、了解した時に」(29歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「メールで頼まれごとをしたとき」(31歳女性/医薬品・化粧品/秘書・アシスタント職)
・「何か依頼されて了解した時」(45歳男性/食品・飲料/営業職)
使っている
・「普段の会議などの指摘を受けて、納得した場合に使います」(53歳男性/電機/技術職)
・「電話応対時や記録に残す時に」(31歳女性/医療・福祉/専門職)
・「お客さんや取引先、支所の担当者から依頼をされたとき」(26歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「承知しましたほど固くない同僚との会話に使う」(25歳女性/商社・卸/事務系専門職)
■意味は?
「了解しました」とは、物事を理解して承諾する意味を持つ「了解」と、「しました」があわさり丁寧語として使われる言葉です。しかし尊敬語ではないため、比較的身近な人に対して使うのが一般的です。もし目上の人に対して同様の表現をもつ言葉を利用したい場合は「かしこまりました」や「承知しました」がふさわしいといえますが、若い世代ほど抵抗なく利用されていることから、相手の年齢によってはそれほど不快感を与えない可能性もあります。
今回の調査結果で「了解しました」を使っていると答えたのは47.4%でした。特に上司に対して使っているケースも多く、言葉使いに厳しくない相手であれば問題なく利用できるようです。間違った使い方をしていた方は、今後はより使い分けを徹底してみるのもいいでしょう。
調査時期: 2013年11月1日~2013年11月3日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性238名 女性262名
調査方法: インターネットログイン式アンケート