川崎重工業は13日、東京ビッグサイトにて20日から開催される『第43回東京モーターショー2013』に、ジャパンプレミアとなる「Z1000」「Ninja 1000」の2機種と、ワールドプレミア「Ninja 400」などの参考出品モデルを含む16台を出展すると発表した。

「Z1000 ABS」

Z1000は、「凄み」をキーワードに、斬新なスタイリングとエキサイティングな運動性能を実現したネイキッド・スポーツモデル。低く配置され4灯式LEDヘッドライト、力強く盛り上がったフューエルタンク、高く跳ね上がったテールカウルが、獲物を狙う猛獣を連想させるダイナミックなフォルムを作り出している。高い加速性能と俊敏なスロットルレスポンスの1,043cc水冷4ストローク並列4気筒エンジン、先進のサスペンションシステム「SFF-BP」、重量物を車体重心に近づける独創的なレイアウトにより、ダイレクトでスポーティなハンドリングが楽しめるとのこと。

「Ninja 1000 ABS」

Ninja 1000は、スーパースポーツモデルの魅力と実用的な機能を兼ね備えたモデル。進化した1,043cc水冷4ストローク並列4気筒エンジンは、中速回転域の加速感を高め、操る楽しさが増している。走行環境に合わせてモードが選べるトラクションコントロールシステム「KTRC(3モード)」と、ライダーの好みによってエンジンの出力特性を選べる「パワーモード」など、走りの幅を広げる最新電子制御技術を搭載。外観はNinjaにふさわしいアグレッシブなフルカウルを装着し、好評の角度調整機能付きウインドスクリーンに加え、使い勝手を高めたパニアケース(アクセサリー)を新作するなど、実用面の充実も図られている。

「Ninja 400 ABS」

Ninja 400は、スポーティさと快適性を絶妙にバランスさせた、ミドルサイズのオールラウンドスポーツモデル。シャープなヘッドライトと角度調整機能付きウインドスクリーン、エンジン下に配置したマフラーや短いリアカウルがアグレッシブでスポーティなスタイリングを演出するとのこと。399cc水冷4ストローク並列2気筒エンジンは、低中速回転域のパフォーマンスを高めるとともに、ダイレクトなスロットルレスポンスを実現。新設計のダブルパイプフレームによるボディのスリム化と、新フレームに合わせて設定したサスペンションにより、軽快なハンドリングを提供するという。視認性に優れたLEDバックライト付き液晶メーターや、クッション性の高いシートなどの快適装備も充実している。