JR九州は12月の毎週金曜日に、筑肥線および相互直通運転を行う地下鉄空港線にて、終電の繰下げ(増発)を実施する。筑肥線では近年、12月の金曜日の最終列車がラッシュ時並みに混雑する状況が見られるため、終電時間を約30分延長し、臨時列車を運行させることにした。

筑肥線を走る303系

増発列車は、筑前前原発福岡空港行の上り1本と、福岡空港発筑前前原行の下り2本。上りでは、現在の終電(福岡空港行、筑前前原駅23時13分発)の後に、筑前前原駅23時41分発の福岡空港行の電車を増発する。下りは現在の終電(筑前前原行、福岡空港駅0時00分発)の後に、福岡空港駅0時31分発の筑前前原行の電車を増発。さらに終電の前にも、福岡空港駅23時45分発の筑前前原行の電車を増発する。

なお、福岡市交通局の地下鉄空港線・箱崎線でも同様に増発を実施。空港線の増発は、東行が福岡空港行2本(姪浜駅23時15分・0時19分発)と博多行1本(姪浜駅0時30分発)。西行が姪浜行1本(福岡空港駅0時19分発)。箱崎線方面では貝塚行(姪浜駅0時13分発)と姪浜行(貝塚駅0時23分)をそれぞれ増発する。