「イクメン」なんて言葉も誕生して、積極的に育児参加をする男性が増えてきた。しかし、ママにとっては「まだまだ」なことがたくさんあるようで……。今回はママに聞いた育児や家事に関する夫への不満を紹介してみよう。
何もしないだけならまだしも……
「泊まり勤務があるので最初からアテにはしていなかったけれど、私が緊急入院した時に真っ先に私の母を当然のように頼った挙げ句、自分の母にも頼り、私が不在の我が家のキッチンを主人の母が好き勝手にした。それに関して何も言わなかった主人への怒りはいまだにあります」(40歳主婦 6歳女児)。
入院の間くらい、自分のことは自分でやってほしいと思うのはわがままだろうか。双方の母を巻き込んで、その結果、女の城でもあるキッチンを好き勝手にされたのでは確かに不満が募る。
急病時も泥酔して使い物にならず
「夜中、子供が急な高熱。夫をたたき起こして『車を出して』といったけれど、私と子供が寝てからお酒を飲んでいたようで泥酔状態。タクシーで病院に行こうと思い、準備している間氷枕と子供を夫に預けたが、ふと様子を見ると、氷枕を自分の頭に敷いて子供に添い寝していた。その瞬間『使えない!!』とムカついた」(36歳会社員 6か月女児)。
子供の急病でオロオロしてしまうママも少なくない。そんな時こそパパがしっかりサポートしてほしいのに泥酔とは……。こういう経験を重ねて、女性はどんどん強くなっていくわけだ。
「子煩悩で、休みの日も家族でお出かけしてくれてありがたいと思う。ただ何よりも読書が大好きな夫、家でも出先でも気が付くと本を読んでいて結局子供の相手を私がしているのはなんだかな~という感じ。あとたまに息子と二人きりで遊びにいってくれるが、あっという間に帰ってくるのでもう少し頑張ってほしい。ママも一人の時間が欲しいよ~」(43歳主婦 5歳男児)。
ただ外に連れ出してくれるだけではなく、「子供の相手もセットでやってー! 」とお願いしたい。
娘に激甘
「娘ということもあるのか、何かと甘い。怒る担当はいつのまにか私になっている感じ。娘もそれがわかっているから、父親になつきがち。それがちょっと悔しいし、変にムカつく。甘やかし続けるのは愛情じゃないし、しつけも必要なんだから、父親らしく、怒るべきところではガツンと怒ってほしい! 」(36歳自由業 3歳女児)。
「俺は子供を怒りたくない。嫌われたくないから」。こんなふうにキッパリ宣言していたパパの話も聞いたことがある。特に娘の場合、パパが激甘になるという話もよく耳にする。でも、毎日子供の世話をしていて、結果、子供に嫌われてしまってはママは報われない。