カブドットコム証券はこのたび、11月5日(予定)から、信用取引の手数料を従来より最大78%超の引き下げとなる最低69円(税抜)からに改定すると発表した。信用取引手数料の改定は2006年8月の値下げ以来7年ぶりで、これにより約定代金80万円以下の信用取引については全面値下げになるとしている。
さらに顧客の前営業日の建玉残高または新規建て約定代金合計に応じ、5%~100%割引となり、証券業界最低水準というコストで取引できるという。
同社は、1月の信用取引保証金規制緩和に先駆け大口取引向けの優遇プラン(1ヶ月の手数料無料、買方金利優遇プラン)をいち早く導入したという。これに続き、11月5日(予定)の空売り規制の一部見直しにあわせ、少額取引においても証券業界最低水準というコストで取引できるようにすることで、信用取引を活用した顧客の資産形成をサポートしていくとしている。