富士重工業は11日、同社が北米地域で販売している2014年型「フォレスター」が、米国自動車専門誌「モータートレンド」の2014年スポーツ / ユーティリティ・オブ・ザ・イヤーを獲得したと発表した。今回の受賞は、2009年型「フォレスター」、2010年型「アウトバック」に続く、初の同ブランドによる3度目の受賞となる。
スポーツ / ユーティリティ・オブ・ザ・イヤーは、前年11月1日から1年間に販売された新型モデルや大きな変更がなされたモデルを対象に、モータートレンド誌の編集者による厳正な選考を経て受賞モデルが決定される。評価項目は、デザイン、技術力、機能性、燃費、安全性、バリューの全6項目。
モータートレンド誌は、「2014年型フォレスターは我々の評価項目を最も満たしている車両であり、デザイン性、機能性、路面状況に左右されない走行性能が勝因となりました。特に、力強くかつ燃費の良いターボエンジン、合理的かつスポーティなCVT、良好な視界と室内パッケージングが選考者から高い評価を受けました。実用性、価格、燃費、走行性能の全てが称賛に値します」とコメントしたとのこと。
2014年型フォレスターは、スバル独創のシンメトリカルAWDを核に、走行性能、安全性能、環境性能といったクルマとしての基本的な性能を進化させ、その上でSUVならではの道具としての使う愉しさと、ストレスなく自由な移動を可能にする走る愉しさを大幅に向上させたという。また、2013年5月には、IIHS(道路安全保険協会)から、2013年の安全性評価において最高評価となる「トップセイフティピック+」を受賞している。