ビー・エム・ダブリューは、歩行者検知機能付き「衝突回避・被害軽減ブレーキ」を含む「ドライビング・アシスト」の採用モデルを大幅に拡大した。中核モデルである「7シリーズ」「6シリーズ」「5シリーズ」「3シリーズ」に全車標準装備とする。

「7シリーズ」

「6シリーズクーペ」

「5シリーズセダン ラグジュアリーライン」

「3シリーズセダン スポーツライン」

「1シリーズ スポーツライン」

同社が独自に開発した安全装備のパッケージである「ドライビング・アシスト」は、衝突の危険性が高まった際にドライバーに警告を発する「前車接近警告機能」、追突が不可避な場合にブレーキをかけ、衝突の回避と被害の軽減を図る「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、車線の逸脱をドライバーに警告する「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」の3つの機能が含まれる。歩行者検知機能の採用により、歩行者への接近に対しても、ドライバーへの警告と「衝突回避・被害軽減ブレーキ」を作動させることが可能となった。

今回、同社の主要モデルである「7シリーズ」「6シリーズ」「5シリーズ」「3シリーズ」の全車に、この「ドライビング・アシスト」が標準装備となった。また、「1シリーズ」には、「ドライビング・アシスト」に設定した車速をキープする「クルーズ・コントロール」を加えた「ドライビング・アシスト・パッケージ」をオプション設定している。なお、「ドライビング・アシスト」の標準装備化は、今後も拡大される予定とのことだ。