内々定率 年度比較(全体)

マイナビは、2014年卒業予定の全国大学4年生、大学院2年生3,321名を対象に行った「2014年卒マイナビ大学生就職内定率調査」の結果を発表した。調査期間は8月28日~9月2日。

短期間で活動を終了する理系男女、決められない文系女子

8月に入ってからも就職情報サイトへの掲載社数が前年を上回るなど、継続的な企業の採用意欲に支えられ、8月末の内々定率は64.7%(前年同月比4.2pt増)と過去2年を上回った。

文理別にみると、理系は男女ともに内々定率7割超で「内々定先に満足して活動を終了」する割合も8割前後となるなど、短期間で就職活動を終了している。一方、文系では文系女子が前年同月比4.5pt増の57.6%となるなど順調に推移。しかし、「内々定先に満足して活動を終了(68.9%)」する割合は前年とほぼ変わらないことから、最終的な意思決定にやや時間がかかっていることが分かった。

なお、未内定者を含めた「今後も活動を継続する学生」の割合は49.6%(「未内定者(35.3%)」+「内々定を保有して活動を継続する学生(14.3%)」)と、半数を下回っている。