北鎌倉の恵み

神奈川県厚木市で地ビールの製造・販売を営むサンクトガーレンは、北鎌倉・六国見山の湧水で仕込んだエールビール「北鎌倉の恵み」を9月4日から販売する。

硬水で仕込む深みある重厚な味わい

同社によると、日本では軟水で仕込んだラガービールが主流であるという。しかし同商品は、日本では珍しい"硬水"仕込み。神奈川県の北鎌倉・六国見山の湧水(硬水)を使用している。硬水で作るビールは複雑な味わいが特徴で、同社で仕込むエールビールに適しているとのこと。

同商品は「アンバーエール」というスタイルの琥珀(こはく)色で、カラメルモルト特有のほのかな焦げ風味を持つ麦芽を使い、重厚な味わいを実現させた。商品ラベルは「禅の町・北鎌倉」をイメージさせるデザインとなっており、文字は北鎌倉の禅寺関係者が描いている。

価格は3本セット(内容量:330ml/1本)で1,890円。1本420円。同社オンラインショップ及び神奈川県内の酒販店などで購入できる。なお、同商品の売り上げの一部は、ナショナル・トラスト運動などの市民団体に寄付するとのこと。