経済産業省 資源エネルギー庁が28日に発表した石油価格調査(26日時点)によると、1リットル当たりのレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、前週から横ばいの160.2円となり、4週連続で160円台の高値を記録した。

今後については、シリア情勢の緊迫化を背景にした価格上昇が懸念される。都道府県別に見ると、値上がりは11道県、横ばいは20府県、値下がりは16都府県。最も値段が高かったのは長崎県の166.2円(前週176.7円)で、以下、鹿児島県の165.3円(同174.8円)、佐賀県の164.6円(同175.5円)となり、九州地方では前週より値下がりしたものの全国平均より高い状況が続いていた。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週から横ばいの171.0円。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週比0.1円減の137.9円となり、8週ぶりに値下がりした。灯油18リットル当たりの店頭価格は、前週から横ばいの1,930円となった。