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上司は一体、何を言っているのか。会議で一体、何を話し合っているのか。カタカナビジネス用語がわからないせいで、かんじんな仕事の内容を把握できないことってありませんか? 是非この機会に、カタカナビジネス用語をチェックしてみましょう。今回は「マ~ワ行」です。
■ビジネス用語「マ行」マーチャンダイジング、マター、メセナ
・マーチャンダイジング…マーケティング目標を実現するための計画、管理。 例:「吉田君、マーチャンダイジング実現のためのプロセスを説明してくれ」、「会社が生き残るためには、マーチャンダイジングの遂行が必要不可欠だ」
・マター…責任者、担当。 例:「このプロジェクトは誰マター?」吉田「田中マターです」
・メセナ…企業が芸術活動や文化活動を支援、後押しすること。 例:吉田「当社では、メセナ活動に力を入れています」「今後取り入れていくべき企業のメセナ活動には、どんな活動が考えられるか」
■ビジネス用語「ヤ行」ユーザビリティ、ユニバーサルデザイン、ユビキタス
・ユーザビリティ…製品、サービスの使い勝手の良さ。 例:「吉田君、新製品のユーザビリティに優れている点を教えてくれ」「ユーザビリティの改善には、何が必要か?」
・ユニバーサルデザイン…年齢、性別、国籍、身体的な特徴を問わず、多くの人が利用できるデザインのこと。 例:「吉田君、この製品はユニバーサルデザインの観点から見直した方がいい」
・ユビキタス…いつでも、どこでも、誰でも恩恵が受けられるという意味。時間、場所、物、人にとらわれずコンピューターネットワークにつながり、恩恵が受けられる状態のことを「ユビキタス社会」と言う。 例:吉田「ユビキタス社会の実現に向けて、我々はどのような貢献をすべきか」
■ビジネス用語「ラ行」リスケ、リテラシー、ロジカルシンキング
・リスケ…リスケジュールの略。予定の組み直し、延期。 例:「取引先とのリスケ交渉は、吉田君に頼むよ」「吉田が風邪で休み! 打ち合わせはリスケだ…」
・リテラシー…対象を理解し、活用できる能力を意味する。 例:「吉田君は、情報リテラシーに欠けている」「ITリテラシーのある人物を活用すべきだ」
・ロジカルシンキング…筋道を立て、論理的に物事を考えること。論理的思考。 例:「吉田君に必要なのは、ロジカルシンキングのスキルを磨くことだ」
■ビジネス用語「ワ行」ワークフロー、ワンストップ
・ワークフロー…業務を円滑に進めるための仕組み。 例:「吉田君、この件のワークフローはどうなっている?」「吉田君、業務の流れをワークフロー化し、表を作成してくれ」
・ワンストップ…1カ所、または1回で全てが行えるという意味。 例:吉田「弊社はワンストップでサービスを提供できることが強みです」
その他にも、カタカナビジネス用語はたくさんあります。すべて把握するのは大変ですが、よく社内で使われる言葉は、チェックしておいたほうが安心です。知らないカタカナビジネス用語が出てきたらすぐにメモして、調べてみてくださいね。