浴衣の所有の有無に関する割合

マーケティングを行うドゥ・ハウスは8日、「女性の"ゆかた"事情」に関するアンケート結果を発表した。

20~30代の約半数が浴衣を所有、花火大会での活用がトップ

調査は20~39歳の女性を対象にwebアンケートによって行われ、600人の有効回答を得た。

まず、浴衣の所有率には関しては、20代、30代ともに半数以上が所有していることが明らかになった。購入時期は2008年以降が20代で53・5%、30代で30.1%であり、比較的若い年齢で購入する傾向があるといえる。購入場所は、呉服屋や百貨店を含めた実際の店舗が約8割にものぼる。高価なため、実際に試着してから選ぶ「慎重派」が多いようだ。

昨年は5人に1人が浴衣を着用、着るシーンは花火大会がトップ

昨年の浴衣の着用状況については、20代が27%、30代が15・4%だった。平均すると、およそ5人に1人が着用したことになるが、20代に比べ、30代は着用率が半数に低減していることがわかった。着用シーンでは、「花火大会」が65%でトップ、以下「お祭り」(53・9%)、「街中へのお出かけ時」(7・2%)と続く結果となった。

浴衣を着るシーン(複数回答可)に寄せられた回答