"白鳥の首"や"鯨の尾"と呼ばれる「NICOLLE CHAIR」の背もたれ

コクヨグループはこのほど、ザ・コンランショップで「NICOLLE CHAIR(ニコルチェア)」復刻版の取り扱いを開始した。

伝統+新しい技術で名品が復活

同商品は、1933年当時、主に工場や作業場で重要視される安全性と快適さの基準を満たす新しいチェアとして、フランスで誕生。チェア、スツール共に、頑丈かつ人間工学に基づいた設計が評価されたという。その独特な背もたれの形状から「SWAN NECK(白鳥の首)」や「WHALE TAIL(鯨の尾)」などの呼び名で親しまれ、機械・化学・織物産業などの現場で広く採用されてきた。

オリジナルの発表から80年余りを経て復刻されたモデルは、フランスのMIJL社にて製造。当時の金型を用いるなど、NICOLLEの歴史を尊重するとともに、現代の新しい技術も融合させ、細かいディテールにもこだわったクオリティーの高い作品に仕上げた。

2タイプ、3サイズ、5色展開

素材は、粉体塗装が施されたスチール。座面高は3サイズ。ダイニングチェアとしても使いやすい、455mmの「45 SERIES」。キッチンや作業台など、高さ900mm程度のカウンターに合わせやすい、座面高605mmの「60 SERIES」。高さ1m程度のバーカウンターに対応する、座面高755mmの「75 SERIES」がある。いずれも、背もたれ付きの「チェア」と、背もたれがない「スツール」を用意。展開色は、BLACK、WHITE、STEEL、GREY、REDの5色となる。

「NICOLLE CHAIR」-左より「45 SERIES」のスツール(WHITE) 2万5,200円、「60 SERIES」のチェア(BLACK) 3万7,800円、「75 SERIES」のチェア(RED) 3万9,900円

価格は、「45 SERIES」のスツールが2万5,200円、チェアが3万5,700円。「60 SERIES」のスツールが2万7,300円、チェアが3万7,800円。「75 SERIES」のスツールが2万9,400円、チェアが3万9,900円。ザ・コンランショップ新宿本店・丸の内店・大阪店で販売する。