夜の空と海を飾る花火大会

神奈川県横須賀市で、ペリー提督の久里浜上陸を記念する「2013久里浜ペリー祭」が開催される。開催日時は7月13日(土)10時~20時10分。

同イベントでは、1853年7月のペリー上陸を記念して、パレードやバザールなど様々な催しが行われる。見どころは、久里浜港で19時20分~20時10分に行われる「花火大会」。打ち上げ数は約3,500発で、今回はペリー来航160周年を記念し、「エメラルドフォール」を初めて打ち上げる。

観覧場所はペリー公園、久里浜岸壁有料観覧席など。価格は、1席1,500円で飲み物付きとなる。

また、久里浜商店街はろーど通りでは、10時~16時まで「よこすか開国バザール」を開催。模擬店や「獣電戦隊キョウリュウジャー」のショー、神明中学校によるミニ縁日、ブラスバンド演奏などが行われる。

そのほか、明浜・久里浜小学校間道路~京急久里浜駅前では、時代衣装隊、音楽隊、鼓笛隊、黒船よさこいなどが行進する、「ペリー来航160周年パレード」も実施される。今回は巨大黒船フロート&大砲が登場してパレードを盛り上げるとのこと。

久里浜はペリー上陸の地

1853年7月8日、米国政府から日本開国の命令を受けたペリーが、4隻の軍艦(黒船)を率いて浦賀に入港。14日に久里浜へ上陸し、日本に開国を要求した。翌年2月には横浜沖に再び現れ、3月に居留地を下田に設定するなどを定めた「日米和親条約」を調印。この日が、現在に至る日米関係の始まりとなっている。