エミール・クラウス「野の少女たち」1892年頃 個人蔵 photo(C)Hugo Maertens

東京ステーションギャラリー(東京都千代田区)は、ベルギーの印象派の画家、エミール・クラウスの展覧会を開催する。会期は6月8日~7月15日。

独自のルミニスムといわれるスタイルで活躍

同展はベルギー印象派の画家、エミール・クラウス(1849~1924)の日本初となる展覧会。エミール・クラウスは、フランス印象派などから影響を受け、独自のルミニスム(光輝主義)といわれるスタイルで活躍した。日本人画家の太田喜二郎、児島虎次郎は、クラウスに教えを受けたことでも知られている。

今回は、フランス、ベルギー、日本の印象派の作品とともにクラウスの代表作併せて計65点を展示。田園の情景や自然の中で暮らす人々の姿をいきいきと描き出したクラウスの作品を鑑賞できる。

イベントとして、6月22日には講演会「ベルギーの印象派」、7月5日には「ギャラリートーク(展覧会の解説)」、6月21日・28日に「フレンドリートーク(同館の建物の説明)」も実施する。

同館の休館日は月曜日(7月15日は開館)。開館時間は10時~18時(※金曜日は20時まで開館)。入館料は一般1,000円、高校・大学生800円、小学・中学生400円。