オリックス銀行は14日、同日の0:00より募集を開始した「eダイレクト金銭信託(予定配当率型)オリックス株式会社第1号」が募集予定額(100億円)に達したため、14日13時45分をもって申し込みを締め切ったと発表した。

また、6月17日より「eダイレクト金銭信託(予定配当率型)オリックス株式会社第2号」の募集を開始すると併せて告知した。第2号商品は、第1号商品と同条件となる「予定配当率 年0.50%(税引前)」「信託期間6カ月」の商品設計とし、募集期間は6月17日から7月1日を予定している。

「eダイレクト金銭信託」とは、インターネット取引に特化した貸付金運用型金銭信託で、インターネット取り引きができるのは個人の顧客限定。金銭信託は、通常、銀行もしくは信託銀行の窓口で申し込みができるが、「eダイレクト金銭信託」は顧客が来店する必要がなく、24時間インターネットで申し込むことができる。また、顧客から預かった資金は同社が厳選した企業1社への貸付金として運用するため、シンプルで分かりやすい仕組みの商品であることが特徴だという。インターネット取引に特化することでコストを抑え、顧客に少しでも配当率で還元できるよう商品開発をしたとのこと。

オリックス銀行は"しなやかな発想"で顧客の幅広いニーズに応え、魅力的な金融商品・サービスを提供することで、顧客に「お選びいただける銀行」「ご利用いただける銀行」を目指していくとしている。