タグ・ホイヤーはこのほどスイスで開催された「BASELWORLD 2013」にて、ヒゲゼンマイの代わりに磁石を調速機能として備えた「カレラ マイクロペンデュラム」の年内商品化を発表した。その調速機能を備える「カレラ マイクロペンデュラムズ コンセプト クロノグラフ」も発表している。

「タグ・ホイヤー カレラ マイクロペンデュラムズ コンセプト クロノグラフ」

「ペンデュラム機構」を備えたタイムピースは2010年のバーゼルワールドでも発表されており、3年の月日を経て、「カレラ マイクロペンデュラム」が商品化されることに。2010年時点で課題となっていた温度による影響も解消され、マイクロシリーズとして1/100秒の計測が可能なクロノグラフを備えた。

「カレラ マイクロペンデュラムズ」では、革新的な「ペンデュラム機構」を2機搭載。計時機能と時間表示のための2つのトゥールビヨンは、454もの部品からできており、独自の特許を取得した技術が用いられている。ベースとなった昨年発売のダブルトゥールビヨンを備える「マイクロトゥールビヨンズ」の特徴を踏襲し、計時用のトゥールビヨンは世界最速であり、1/100秒の計時が可能だという。