闘牛場に向かう牛の勇姿

沖縄県うるま市の石川多目的ドームで5月12日11時30分から、沖縄県の伝統文化「全島闘牛大会(春)」が開催される。入場料は3,000円。

古くからつづく沖縄の伝統「ウシオーラセー」

沖縄で闘牛は「ウシオーラセー」として親しまれ、琉球王朝時代から庶民の娯楽として発展・継承されている。スペインなどで見られる闘牛のように人と牛が戦うものではなく、戦いで順位を決める牛の性質を用いて牛同士が戦うという。

また、闘牛士は「勢子」と呼ばれ、気合、叱咤を入れるなど、戦いを鼓舞するのが役目で、勝負は基本的には逃げた方が負けとなる。

今大会では、県内各地の単位組合から推薦のあった優秀牛26頭で編成した13取組を開催。会場の「うるま市石川多目的ドーム」は、県内初のドーム型闘牛場となっている。闘牛大会の詳細については、うるま市ホームページ内で確認できる。