鉄道車両メーカーの総合車両製作所はこのほど、海外向けステンレス車両のブランド「sustina(サスティナ)」を今後、国内マーケットでも展開すると発表した。新たに制定した国内向けロゴマークも公開した。
同社は2012年9月、主力製品のひとつであり、かつパイオニアメーカーとして実績のあるステンレス車両を、海外向けに「sustina」とブランド化していた。今回、同ブランドを国内向けに展開するにあたり、海外向けブランドロゴマークの「日の丸」をイメージさせる部分を地球に置き換えた国内向けロゴマークを制定。ステンレス車両の強みである環境性能が優れていることをイメージさせるものとした。
なお、同社の前身は国内初のステンレス車両の国産化に成功した東急車輛製造。2002年より東京急行電鉄の100%子会社だったが、2012年4月に株式の譲渡によりJR東日本の完全子会社となり、現社名の「総合車両製作所」(J-TREC)に改称した。