馬を走らせながら的を射る「流鏑馬」

江戸時代に浅草神社で正月行事として行われていた「浅草流鏑馬」が隅田公園(東京都台東区)で開催される。同イベントでは、鹿の形をした的を弓で射る「草鹿(くさじし)」や、射手(いで)が疾走する馬上から矢を放つ「流鏑馬(やぶさめ)」などが再現されるという。開催日は4月20日(土)。

イベントのみどころは、狩装束姿の射手が疾走する馬上から矢を放つ「流鏑馬」で、馬と弓を巧みに操る射手の姿を見ることができる。

疾走する馬上から狙いを定める

また、「草鹿」は源頼朝が射術の稽古のため、草を束ねて鹿の形をつくり稽古したのが始まりとされ、当日はその様子が再現されるとのこと。

開催場所は、「草鹿」が隅田公園内の山谷堀広場(11時から)、「流鏑馬」が隅田公園内の言問橋付近に設置される特設会場(13時から)。荒天時は中止となる。