The Croods

米BOX OFFICE MOJOは3月22日~3月24日の全米週末興業成績を発表した。

ドリームワークスの新作3Dアニメ『The Croods(原題)』が初登場首位に。大地震でこれまで暮らしていた洞窟が倒壊したことをきっかけに、外界の未知の世界に旅に出る原始人一家を描いた冒険譚。『キャメロット』(1998)のカーク・デミッコと『リロ・アンド・スティッチ』のクリス・サンダースが監督を務める他、父親役の声をニコラス・ケイジが担当している。

テロリストにより占拠された米ホワイトハウスの救出作戦を描いたエンターテイメント大作『エンド・オブ・ホワイトハウス』が2位にランクイン。『トレーニング・デイ』のアントワーン・フークア監督による最新作で、『300 <スリーハンドレッド>』『オペラ座の怪人』のジェラルド・バトラーが陥落したホワイトハウスの救出に挑む主人公を演じる他、プロデューサーも兼任。モーガン・フリーマン、アーロン・エッカート、アシュレイ・ジャッドらハリウッド豪華キャストの出演も話題だ。

その他5位『Admission(原題)』も初登場。『アバウト・ア・ボーイ』のポール・ウェイツ監督作で、名門大学の入学担当事務を担当する女性が、選考対象の志願者がかつて秘密裏に養子に出した息子であると知り、困惑しながらリスクを冒すコメディ。

前週1位の『オズ はじまりの戦い』は3位に、同2位の『The Call(原題)』は4位にランクダウン。

前週27位から6位に躍進した『スプリング・ブレイカーズ』は、『ミスター・ロンリー』のハーモニー・コリン監督最新作。退屈な学生生活にウンザリしている4人の女子大生が春休みに旅行に出掛けたフロリダで犯罪に手を染めながら過激に青春を謳歌する姿をクールでポップに描いた作品だ。

全米週末興行成績TOP 10(3月22日~3月24日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 The Croods(原題) 4,470万ドル 同左 未定 1
2 エンド・オブ・ホワイトハウス 3,050万ドル 同左 6月8日公開 1
3 1 オズ はじまりの戦い 2,203万1,000ドル 1億7,755万9,000ドル 公開中 3
4 2 The Call(原題) 870万ドル 3,090万4,000ドル 未定 2
5 Admission(原題) 644万6,000ドル 同左 未定 1
6 27 スプリング・ブレイカーズ 500万ドル 540万7,000ドル 6月15日公開 2
7 3 The Incredible Burt Wonderstone(原題) 427万5,000ドル 1,736万5,000ドル 未定 2
8 4 ジャックと天空の巨人 296万5,000ドル 5,905万2,000ドル 公開中 4
9 5 Identity Thief(原題) 254万5,000ドル 1億2,772万7,000ドル 未定 7
10 6 Snitch(原題) 193万ドル 4,034万3,000ドル 未定 5