「朝活」実践はまだ少数派

森永製菓は12日、丸の内エリアで働く女性を対象とした「ライフスタイル調査」の結果を公表した。

同調査は、大手町・丸の内・有楽町のオフィスで働く25歳~45歳の女性を対象に、6日から7日にかけてインターネット調査で実施し、412名の有効回答を得た。

「朝活」実践派+実践予備軍が過半数

「朝活をしているか?」との質問に、「している」と回答した人は13.1%となった。また、朝活をしていない人に「朝活に興味があるか?」と聞いたところ、「興味がある」は61.7%という結果となった。

「朝活」願望派増加中?

「どんな朝活を行っているか?」を聞いたところ、「自宅でストレッチやヨガなどの軽い運動」がトップとなった。他にも「ウォーキング・ジョギング」や「自宅で美容ケアやボディメンテナンス」が上位に入り、健康や美容を意識した"健美系"の朝活が多い結果となった。

朝活は身体を動かす"健美系"

「朝活の目的」をたずねたところ、8割近くが「朝の時間を有効に活用したい」と回答した。以下、「朝に行ったほうが1日のリズムが作れる」「朝から活動することで気持ちが前向きになる」「朝からアクティブに動くことで健康や美容に良い」と続き、朝活による心や身体へのポジティブな影響を期待している様子がうかがえた。

朝活は心身共にボジティブに

「朝活を行う前後での生活の変化は?」と質問したところ、「生活にメリハリが付いた」が最も多く、「健康状態が良くなった」「1日の活動がアクティブになった」「気持ちに余裕ができるようになった」が上位を占め、実際に朝活がポジティブな影響を与えている傾向が浮かび上がった。

朝活で一日全体の活動がプラスに

昼休み、理想はアクティブでも実態はオフィスで

「平日の昼休みの過ごし方」についてたずねたところ、実態は、「メールやネットを行う」、「上司や部下、同僚との談話」だったものの、理想の過ごし方は「ウォーキング、ストレッチ等の軽い運動」「外国語や資格取得のための勉強」「エステやマッサージ等でリフレッシュ」など、「昼活」も健康や美容、スキルアップの時間に使いたい欲求が高いことがわかった。

「夜活」よりも「夜休」で

「平日の夜の過ごし方」の実態は、6割以上が「自宅でテレビを見る」と回答し、「自宅でメールやネットを行う」、「友人や恋人、家族等のプライベートな食事」や「会社帰りにショッピング」が続いた。一方、理想の過ごし方は「プライベートな食事」「ウォーキング、ストレッチ等の軽い運動」「自宅でゆっくり時間をかけて入浴する」が上位を占めた。理想も現実も、親しい人との時間や自分だけのゆったりとした時間を過ごしたいと願う気持ちが見え、「夜活」よりもむしろ「夜休」の傾向が強い結果となった。

同調査の結果から同社では、"仕事美人"を目指す働く女性にとっては「朝活」「昼活」+「夜休」が理想的な生活パターンと言えそうだ、と分析している。