3月13日朝の福岡標本木(観測の基準となる木)

日本気象協会は3月13日、同社が運営するユーザー参加型の天気総合ポータルサイト「tenki.jp」にて、全国で今年初めてとなる、サクラ(ソメイヨシノ)の開花を確認したと発表した。

同社によると、今年のサクラの開花は、平年より10日、昨年より14日早く観測。福岡の統計では、2009年と並ぶ記録になったという。

サクラの開花は、冬の低温と春先の高温に左右され、冬が"寒く"、春先が"暖かい"ほど花芽の成長が早く、開花も早まる。福岡では、昨年の秋から今冬の初めにかけて気温の低い日が多くなり、その後は高めに経過。順調に花芽が成長し、開花が早まったものと考えられるとのこと。

詳細は、同協会ホームページで見ることができる。

写真提供:tenki.jp(日本気象協会)