メルセデス・ベンツ日本はこのほど、2シーターオープンカーのSLKクラスにマニュアルトランスミッション搭載モデル「SLK 200 BlueEFFICIENCY(ブルーエフィシェンシー) MT」を追加発売した。同社が日本でMT仕様車を発売するのは21年ぶりとなる。

「SLK 200 BlueEFFICIENCY MT」

シフトレバー

SLKクラスは電動開閉式のハードトップ「バリオルーフ」を世界で初めて導入した2シーターオープンカーとして、日本でも根強い人気を持つモデル。3世代目となる現行モデルは2011年に発売され、翌年の2012年にはオープンカー販売台数ナンバー1を達成した。

今回発売された「SLK 200 BlueEFFICIENCY MT」は、メルセデス・ベンツとして日本に21年ぶりに導入されるマニュアルトランスミッション搭載モデルに。最新の6速マニュアルトランスミッションを搭載し、スポーツカーらしい運転する喜びを感じられるモデルとなっている。ショートストロークタイプのシフトレバーで素早いシフトチェンジが可能。坂道発進などで後退を防止するヒルスタートアシストが、クラッチ操作をサポートする。

マニュアルトランスミッションでありながら、信号待ちや渋滞時の無駄な燃料消費を抑えるアイドリングストップ機能も搭載。停車時にギアをニュートラルにしてクラッチペダルを離すとエンジンが停止し、発進時に再びクラッチを踏むとすばやく再始動するしくみとなっている。価格はSLKクラスとして最も低価格な493万円。スポーティさを強調するAMGスポーツパッケージも35万円で設定されている。