インターネット自動車販売仲介サービス会社のオートックワンは、大学生を中心とする学生824名を対象に、クルマに関する意識調査を実施した。調査期間は2012年12月20日から12月22日。
学生の免許取得者のうち、約4割強はペーパードライバー
免許の取得状況では、回答者のうち、全体の7割近く(67.2%)の人が免許取得者だった。
一方で、そのうちの26.9%はクルマを持っていないと回答。また、家族名義のクルマはあるが運転しないという人が17.5%おり、いわゆる「ペーパードライバー」が約4割強(44.4%)いることがわかった。
全体の3割強(32.8%)を占める免許未取得者に今後の取得予定を尋ねると、4割以上(43.0%)は1年以内に取得予定と回答したが、当面免許を取る予定はない、免許はとらないと回答した未取得層も2割近く(19.2%)存在した。
クルマが欲しいとは思わない学生は、女性で約4割にのぼる
若者のクルマ離れ、関心がないと言われる中、学生の6割以上(63.0%)が、クルマが欲しいと回答。男子学生においては7割近く(69.9%)となっている。一方でクルマは欲しくないと回答した層(37.0%<女性では43.9%>)も存在した。
学生が欲しいクルマポイントは「低燃費で環境性能が高い」こと
欲しくなるクルマのポイントを聞くと、1位「低燃費で環境性能が高い(64.6%)」、2位「乗り心地がよく居住性が高い(50.0%)」、3位「コンパクトで乗り回しが良い(38.3%)」となっている。
一方、「高い走行性能(30.7%)」、「パワフルで頑丈(8.3%)」のような走りへのこだわりポイントは下位となり、「高級・ラクジュアリー(6.8%)」は最も低いポイントとなった。クルマをステータスシンボルと捉えなくなったことが伺える。
クルマに詳しい学生は少数派
クルマについて詳しいかという問いに対しては、詳しくないと回答した人(「あまり詳しくない」、「まったく知らない」の回答を含む)は全体の7割強(75.3%)、女性では8割強(86.6%)に及び、クルマに詳しい学生が少数派であることが判明した。
詳細は、同社公式ホームページを参照のこと。