短くても、他と紛らわしいスペルの英単語が上位に

英語学習サービス「iKnow!」を運営するセレゴ・ジャパンは10日、1月19日のセンター試験の英語テスト対策を目的に、「間違いやすいセンター試験頻出英単語・トップ100」を発表した。

同調査は、同サイトユーザーの中から、「センター試験頻出英単語Step1~Step12」を学習した986人の学習履歴データをもとに分析した。調査期間は、2011年3月1日~2012年11月末まで。

なお、「間違いやすい単語」は、脳科学をもとに作られた同サイトの学習アルゴリズムが、覚えているべきと判断したタイミングで出題された単語の中で、正答率が低い単語、としている。

「紛らわしい」「ビジネス用語」「概念用語」がポイント

同調査によれば、間違いやすい英単語トップ20にランクインした英単語の傾向としては、必ずしもスペルの長い単語ではなく、「devise」(4位)、「strain」(7位)、「retain」(12位)など、短いスペルの単語でありながら他に似たスペルの単語がある、紛らわしいものが目立った。

また、「seize」(14位)・「assert」(20位)など発音とつづり方が難しいものや、「subsequent」(3位)、「incorporate」(5位)、「privilege」(10位)などの高校生の日常生活になじみの薄いビジネス用語・概念用語も間違いやすい英単語となっている。

ちなみに、「間違いにくい(正答率の高い)英単語」を見ると、そのほとんどがカタカナ日本語として日常で使用されているものがランクインしている。

カタカナ化した英単語は間違いにくい