メガネをかけている男子の中にも、モテる男子とモテない男子がいる。もしかして、かけているメガネによってモテが左右されることもあるのでは……。モテるメガネとモテないメガネについて、"顔"の専門家である池袋絵意知さんに聞いた。
顔の中でパッと目につくのが眉も含めた目元です。第一印象は「目元の印象」で決まると言っても過言ではありません。顔の印象を変える手段として、女性の場合はメイクという強力な武器がありますが、男性は「髪型」と「メガネ」と「ヒゲ」の3つに絞られます。
第一印象を決める顔の大事な部分にあり、"顔(体)の一部"である「髪」「ヒゲ」と違って、"モノ"である「メガネ」。"モノ"なので、色や形を変えることしかできない「髪」や「ヒゲ」よりも選択肢が多いです。だからこそ、メガネ選びには細心の注意が必要となります。
"メガネ男子ブーム"以降、ファッションアイテムの1つになったメガネ。低価格で販売する店が多くなったことで、だてメガネをかけたり、数種類のメガネをTPOに合わせてコーディネートしたりする人が増えてきました。多くの人が、フレームのデザインや素材、色の違う、いろんなタイプのメガネを使い分けています。
メガネのデザインによる印象変化を知っておく
そこで気になるのが、「『モテるメガネ、モテないメガネ』があるのか?」ということ。もちろん、本人の顔との相性によっても変わってきますし、TPOに合ったメガネをするのも大事なポイントが、"メガネのデザインによる印象変化"を「知って選ぶか?」「知らずに選ぶか?」でモテる確率は、まったく違ってきます。
ポイントを紹介するとこの4つ。(1)幅広のフレームは顔が横に広がって見える。(2)狭いフレームは顔が細く見える。(3)四角いフレームは顔が四角く見える。(4)フレームが上がり気味ほど若く見える。
形だけでなく素材も見た目の印象に影響を与えます。金属製のメタルフレームは、ビジネスマンらしいイメージになり、プラスチック製のセルフレームだとクリエイターっぽいイメージになり、同時に少し若く見えます。そのため、たとえ実際の職種や雇用形態が違ったとしても、セルフレームの人はなんとなく"企業内で自由に働いている人"といった印象になります。
卵形の顔にベストな「モテメガネ」とは?
これらのポイントを元に、自分の顔型(輪郭)や、眉と目の角度に合ったメガネを選ぶことが大切で、厳密には顔型だけでなく年齢や職業も考慮して選ぶのですが、20代の会社員の平均的な輪郭である卵形の顔にベストな「モテメガネ」を選んでみましょう。
フレームは角度がちょっと上がり気味で、フレームの太さは中太のセルフレームで、色は黒。デザインはラウンド型とスクエア型の中間とも言えるウェリントン型(上の幅が広い丸みのある台形)です。
ただ、メガネ選びでデザインよりも大事なのが「顔にマッチしているかどうか?」です。目の位置がフレームの上寄りでも下寄りでもなく、ちょうどフレームの真ん中にくるものを選んでください。そうすることでバランスが良くなって"メガネは顔の一部"になるんですよ。
<著者プロフィール>
池袋 絵意知(いけぶくろ・えいち)
観相家、顔研究家、顔面評論家。出版社と人材総合サービスで営業を経験した後、顔研究の道に。古来からの観相学だけでなく、自然人類学や心理学の研究を取り入れるなど多角的な方面から顔を研究し、独自の顔面観相術「ふくろう流観相学」を確立する。著書に『顔面仕事術』『最強モテ顔講座』など。
顔相鑑定士&顔研究家&顔面評論家:池袋絵意知 公式ブログ
http://blog.ikebukuroh.com/