世代や性別好みを問わず、とにかくみんなが知っている! そんな母国の国民的アーティストを、日本に住む外国人20人に聞いてみました!

■Robbie Williams ロビー・ウィリアムズの「Let me entertain you.」テンションの高い歌です(イギリス/男性/40代前半)

イギリスのみならず、ヨーロッパ中でとても人気のロビー。「Let me entertain you」という曲は確かにテンションが高く、イベントなどの時にもよくかけられるそうです。プロモーションビデオもテンション高めの仕上がりです!

■El Canto del Loco。「besos」という曲だ。ポップロックの曲でロマンチックな歌詞ですごく人気があった(スペイン/男性/20代後半)

スペイン・マドリード発の4人組ポップロックバンド。バンド名の意味は「狂人の歌」ですが、代表曲「besos」では、「毎朝君のキスで起こしてくれよ」とかわいらしいことを言っています!

■レディー・ガガです。代表曲はゲイとかのアンセムでもある「ボーン・ディス・ウェイ」(アメリカ/女性/20代後半)

みなさんご存じ、レディー・ガガさんの登場です。「ボーン・ディス・ウェイ」はヒットチャートの常連でしたね。ノリだけの曲かと思いましたが、どんな自分だとしても自分自身を受け入れて愛してあげよう、という素敵なメッセージが込められていました。応援歌です。

■アムル・ディヤーブです。「アマリーン」という曲で、「2つの満月」という意味です。好きな女性のことを説明した歌です(エジプト/男性/40代後半)

甘く切ない歌詞とロマンチックな歌声で人気のアムル・ディヤーブ。20年間の間に25枚のアルバムをリリースしたそうです。ファンにとってはうれしい活動ぶりですね!

■DJティエスト。「アダージョ・フォー・ストリングス」トランス、エレクトロニカ系(オランダ/男性/30代前半)

オランダといえばトランスなイメージがありますが、その中でも世界的に有名なDJです。タワーレコードの注目アイテムとしても紹介されており、うねるような旋律でダンスシーンを盛り上げています。

■周杰倫の「双節棍(ヌンチャク)」。カンフー、武術をテーマにした曲(中国/男性/20代後半)

若者に絶大な人気を誇るこの周杰倫(ジェイ・チョウ)氏の「双節棍」という曲は大ヒットし、中国全土でヌンチャクが大流行したそうです。プロモーションビデオで鍛え上げられた身体と華麗なヌンチャクさばきが見られますよ!

■昔のアーティストになりますが、いまだにクロード・フランソワ、ジョニー・ハリデー、パトリック・ブリュエル、エディット・ピアフは伝説的国民的アーティストです。クロード・フランソワの代表曲は多数ありますが、Frank Sinatra もカバーした「Comme d'habitude (コム ダビチュード・My way)」(フランス/女性/20代後半)

マイ・ウェイ、もとはフランスの曲だったのですね! アメリカとフランスでは歌詞がだいぶ違います。アメリカは「俺は山あり谷ありのこの厳しい人生を生き抜いた! 自分を貫いて!」という人生を振り返る内容ですが、フランスは「僕は君を起こそうとつついてみる、いつものように君は起きない、いつものように遅刻だ、いつものように愛し合っているふりをする」とアンニュイな日常を歌っております。全然違います……。日本でももちろんカバーされています。歌詞はアメリカ寄りですね。

ベテラン歌手から今が旬の売れっ子まで、様々なアーティストの名前が挙がりました。世代によってかなり意見が分かれそうですが、日本の国民的歌手と聞かれたら、あなたは誰の名前を挙げますか?