岡山県の岡山電気軌道は11月24・25日、路面電車の車内をピンホールカメラの内部に見立てた「電車カメラ」を運行させる。

岡山電気軌道「MOMO」(写真はイメージ)

同電車は、窓ガラスにレンズを取り付けて車内を暗室にし、車内通路にスクリーンを設置した車両に乗り込む体験型電車として運行。本来は車窓から見えるはずの景色が、真っ暗な車内のスクリーンに上下逆さまに映し出されることで、不思議な感覚を味わえるという。2010年10月に初めて運行され、2011年9月に続いて今回が3度目の運行となる。

「電車カメラ」は両日とも、岡山駅前電停を10時、11時、12時、13時、14時、15時に出発し、東山線を往復運行する。乗降できるのは岡山駅前電停のみで、途中の電停での乗降はできない。運賃は無料だが、乗車には整理券が必要。整理券は岡山駅前電停にて先着順に配布する(なくなり次第終了)。