西武鉄道と西武プロパティーズは、駅の高架化が完了した西武池袋線石神井公園駅周辺における開発計画の概要をこのほど発表した。「住んでいてよかった街、住んでみたくなる街へ」をテーマに、線路で分断されていた街と街をつなぐほか、東口・西口改札や南北通路の整備により、駅と街をつなぐ内容になっている。

「こだわりマーケットプレイス」イメージ(写真左)と「お散歩ショッピングゾーン」イメージ(同右)

今回発表された計画によれば、鉄道の高架化および来年3月からの西武池袋線と東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線などとの相互直通運転によって人の流れが活発化することを見越し、駅周辺を段階的に整備するという。

2013年度には、スーパーマーケットを中心とする複合商業施設「こだわりマーケットプレイス」、歩道に沿ってカフェやレストランが集まる「お散歩ショッピングゾーン」、地域の団らんの場となる「地域コミュニティゾーン」を設ける。2014年度以降、生活支援施設や各種店舗、賃貸住宅などを順次整備。開発計画の完了は2015年度を予定している。