マルエツとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下「CCC」)は5日、マルエツでのTポイントプログラム導入に関する契約を締結したと発表した。
マルエツとCCCは、同契約に伴い、2012年11月から順次、マルエツが展開する食品スーパーマーケット「マルエツ」「マルエツ プチ」「リンコス」「魚悦」において、CCCの子会社であるTポイント・ジャパンが運営する共通ポイントサービス「Tポイント」を導入する。
Tポイントサービスは、2012年8月末現在、全国88社48,984店舗が参加し、4,188万人(※1 )が利用する共通ポイントサービス。総務省発表の家計調査(2011年)によると、家計に占める食料(外食除く)の消費支出は19%におよび、「食品スーパーマーケットの位置づけは、消費者にとって極めて身近であると考えられる」(両社)。
※1 直近1年間にTカードを利用しているアクティブ会員、かつ複数枚持つ人は一人として数えたユニーク会員
また、CCCが、30歳以上の女性会員向けに実施したアンケート結果では、「Tポイントが貯まったり、使えるようになって欲しい業種」の上位にスーパーマーケットが挙げられているという。こうしたデータからも、今回のマルエツでのTポイントサービス開始により、Tカードを持つ顧客が、マルエツを新規に利用するという需要が大きく見込まれる。
さらに、自宅の近くでは「マルエツ」を、都心部、勤務先の近くでは「マルエツ プチ」を利用するといった、ライフスタイルに合わせてポイントを貯めることも可能となり、全国のさまざまな業種で利用できるポイントサービスの提供によって、従来マルエツを利用している顧客に、さらなる利便性の向上を図っていく。
マルエツは、一部店舗でマルエツ独自のポイントサービスを展開していたが、今期から戦略的視点に立った、Tポイントプログラムの効果的な販促施策により、顧客に親しみや信頼感をもって利用できるよう、さらなる来店動機を創造していくとしている。
なおマルエツでのTポイントサービスの詳細は、サービス開始時期に改めて案内する予定 という。