「シュープラザ」「東京靴流通センター」など全国で1,100店以上を展開する靴販売大手のチヨダは11日、都心型店舗の旗艦店として「シュープラザ上野店」をオープンする。

「シュープラザ上野店」外観イメージ

靴店が多く、「靴の激戦区」とも呼ばれる東京・上野アメ横に出店する同店舗は、新宿店に続く都心型旗艦店の2号店として、郊外型のシュープラザ店舗と異なる展開をしていく。

上野店では、ブランドカラーを通常の「シュープラザ」の青とは異なる赤にして差別化を図る。「赤」には若者に愛され、情熱あふれる活気のある店舗になるように、との思いを込めた。また、郊外型の「シュープラザ」では、大型スペース1フロアの店舗が標準だが、都心型の同店舗は土地の有効利用のため、コンパクトな店舗設計となっている。総売場面積は、通常店舗の平均約200坪より6割小さい約75坪。

商品ラインアップは20代からの若者向け商品を中心に約3,500点を扱う。平均商品単価は通常店よりも1.5倍以上高い5,000円程度になる。同店舗はとくにメンズに注力し、メンズ7割、レディース3割のラインアップを計画している。