俳優の藤原竜也、松田龍平、女優でモデルの水原希子らが1日、東京・テアトル新宿で行われた、映画『アイム・フラッシュ!』の初日舞台あいさつに出席した。
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左から、松田龍平、藤原竜也、水原希子 拡大画像を見る |
『アイム・フラッシュ!』は、『青い春』や『ナイン・ソウルズ』などを手掛けた豊田利晃監督の最新作。新興宗教団体"ライフイズビューティフル"の三代目教祖・ルイ(藤原)は、ドライブで起こした交通事故もみ消しのため、3人のボディーガードと共に南海の孤島へ逃避する。愛する女・流美(水原)に「妹はあなたのせいで自殺した」と告げられたルイは、教団を辞める決意をするが、それを許さない教団側はボディガードの新野(松田)にルイの暗殺指令を下す――というストーリーで、映画はテアトル新宿ほかで公開中。
舞台あいさつには、藤原、松田、水原のほか、キャストの仲野茂、永山絢斗、板尾創路、原田麻由、大楠道代と豊田監督が出席し、豊田監督は「竜也と飲んでて映画を1本作ろうと約束した。その話に、みんなが乗ってくれて映画が出来たことはミラクルです。生と死を扱ってるけど、エンタテインメントとして楽しんで下さい」とアピール。主演の藤原は「過酷な撮影だったので、形にできてよかった。格好良い作品になったので楽しんでほしい」とPRし、藤原と初共演だった松田は「藤原くんはイメージしてたルイとは違う人間くさい感じで。一緒に芝居をして影響されましたし、楽しかった」と振り返ると、藤原も「僕も同世代の俳優さんとガッツリ仕事ができて楽しかった。いい時期に出会えたと思う」と満足げな表情を浮かべた。
一方、出演オファーのあった一週間前にちょうど『青い春』を鑑賞していたという水原は「運命的なものを感じた。緊張したけど、のびのびとできて自分に自信が持てるようになりました」とにっこり。松田、永山と共にボディーガードの役柄を演じた仲野は、沖縄での撮影で「毎晩3人で名護の街に繰り出してミーティング……、いや、飲んでました(笑)。ヤギ汁も食べたし、キャバクラに行ったり」と暴露。思わぬ発言に苦笑いする松田に仲野は「ごめんね」と謝罪し笑いを誘う場面も。また、大楠は撮影終了後に藤原から相談を受けたそうで「藤原くんが『監督をブッ殺したいんです』って。やれば? って言ったんですけど、それを聞いて藤原くんのことが大好きになりましたね」と明かすと、藤原は「結構限界だったんで……。心の叫びを聞いてもらいました」と吐露していた。